Hola Amigos!るちゃ男です。
今回は、CMLL公式ポッドキャスト「Esto es Lucha」で行われた、日本人ルチャドール YUTANI(ユタニ)選手のロングインタビューをお届けします。言葉も文化も違う異国の地で、彼は何を感じ、何を捨て、そして何を掴もうとしているのか。日本を離れてメキシコで生きる覚悟や、聖地アレナ・メヒコに立つことの意味が、本人の言葉で率直に語られています。
まずは前編。 「なぜYUTANIはメキシコへ渡ったのか」「なぜ日本に戻らなかったのか」 その理由をじっくり語ってくれました。
文章:るちゃ男yAI記者CatGPT
ESTO ES LUCHA: EL PODCAST OFICIAL DEL CMLL – YUTANI
動画元:VideosOficialesCMLL
なぜ広島のサッカー少年はメキシコで「東洋の悪魔」になったのか?YUTANIが語る不退転の覚悟
アレクシス: 今回のゲストは、そのスタイルでメキシコを驚かせ、「東洋の悪魔(デモニオ・オリエンタル)」へと変貌を遂げた若き日本人ルチャドール、YUTANI選手です。体調はいかがですか?
YUTANI: ありがとうございます、とても良いです。いつもYouTubeで見ていたこの場所に今自分がいるのが、少し不思議な気分で、とても嬉しいです。
アレクシス: 君は今、スターへの階段を駆け上がっていますね。伝統あるトーナメント「ラ・グラン・アルテルナティーバ」では決勝に進出しました。大一番を数時間後に控え、緊張していますか?
YUTANI: 正直に言うと、とても緊張しています。でも、同時に確信のようなものもあるんです。アンヘル・デ・オロ選手と共に、この一年積み重ねてきた努力を形にして、必ず勝ち上がれると信じています。
アレクシス: パートナーのアンヘル・デ・オロ選手とは、非常に息が合っているように見えます。
YUTANI: はい。彼は僕と同じようなメイクをしたいと言ってくれて、実際にメイクをして試合に臨んでくれました。その姿を見て本当に嬉しかったですし、大きな自信に繋がりました。

広島のサッカー少年、海を渡る
アレクシス: さて、ここで君のルーツについて聞かせてください。広島で育った「ユウタロウ・マエタニ」は、どんな子供だったのでしょうか?
YUTANI: 友達と外で遊ぶのが大好きな子供でした。家の中にじっとしていることはなくて、自然の中で友達と木登りをしたり、毎日学校が終わると公園でサッカーをしていました。
アレクシス: 最初に夢中になったスポーツは、ルチャではなくサッカーだったのですね。
YUTANI: そうなんです。実は、メキシコに来たのもサッカーのためでした。高校時代に「他の国でプレーしたらどうなるだろう?」と思いつき、自分で調べてコンタクトを取り、メキシコへ渡る手助けをしてもらいました。
アレクシス: メキシコではどこでプレーしていたのですか?
YUTANI: プラヤ・デル・カルメンにある「インテル・プラヤ」というチームです。最初はU-17でプレーし、2部リーグのトライアウトも受けましたが、合格できませんでした。スペイン語も分からず苦労しましたが、ビーチで友達とサッカーをするのは楽しかったです。
アレクシス: なぜ、数ある国の中からメキシコを選んだのでしょう?
YUTANI: 当時パチューカでプレーしていた本田圭佑選手の影響です。彼はアスリートとしても、一人の人間としても僕のアイドルです。彼がメキシコにいたから、「メキシコ、メキシコ、メキシコ!」と、とにかくメキシコに行くことにこだわりました。
「結果を出すまで日本には帰らない」両親との約束
アレクシス: 高校生が「メキシコへ行く」と言い出した時、ご両親はどう反応されましたか?
YUTANI: 二人の反応は対照的でした。母は昔から「日本という国はあなたには小さすぎる」と言っていて、僕が海外に行きたいと言った時も「いつかそう言うと思っていた」と応援してくれました。ただ「健康にだけは気をつけて」と。
一方、父は心配して「せめて高校や大学を卒業してからでもいいんじゃないか」と言いました。でも僕は「今このチャンスを逃したら、二度と来ない」と伝えたんです。最後には父も「分かった、お前の人生だ。好きにしなさい」と背中を押してくれました。
アレクシス: メキシコに来てから今日まで、後悔したことはありますか?
YUTANI: 後悔したことは一度もありません。ただ、メキシコに着いたその日から決めていたことがあります。「何の成果も出さずに日本へは帰らない」ということです。
両親は僕を心から支えてくれました。もし何も成し遂げずに帰ったら、自分自身が情けない。だからこそ、何か特別なもの、重要な成果を掴み取って、「これを成し遂げたよ」と両親に報告して喜んでもらいたい。その一心でここまで踏ん張ってきました。

ESTO ES LUCHA: EL PODCAST OFICIAL DEL CMLL – YUTANI
動画元:VideosOficialesCMLL
ー後編へー
「結果を出すまで、日本には帰らない」
18歳の少年が父と交わしたその約束は、単なる強がりではありませんでした。住み慣れた環境を捨て、言葉も通じないメキシコの地に一人降り立ったYUTANI選手。そこには、華やかなリングの光だけではなく、誰も知らない「孤独な戦い」が待ち受けていました。
家族に支えられ、退路を断って海を渡った彼が、いかにして過酷なメキシコの日常を生き抜き、自らのアイデンティティを築き上げていったのか。
後編では、ついに「東洋の悪魔」が誕生が語られます。お楽しみに



