HOLA!Amigos!るちゃ男です。今回は、今週末に放送されるWWE SMACK DOWNに登場予定のレイ・フェニックスを紹介します。メキシコが誇るルチャドールが、兄ペンタに続いてWWEのリングに立つ瞬間が迫ってきました。彼の華麗な空中技と情熱的なファイトスタイルが、 SMACK DOWNの舞台でどう輝くのか楽しみですね。今回もよろしくお願いします。 文章:るちゃ男・XAI記者
レイ・フェニックス:ルチャの不死鳥
レイ・フェニックスは、1990年12月30日生まれ、メキシコシティ出身のルチャドール。身長177cm、体重80kgと、軽量級ながら驚異的な身体能力を誇るマスクマンです。リングネームの「フェニックス」は、不死鳥を意味し、何度でも蘇るその闘志を象徴しています。兄であるペンタゴン・ジュニア(現WWEのペンタ)と共に「ルチャ・ブラザーズ」として世界中で名を馳せてきました。
彼のキャリアは2005年、マスカラ・オリエンタルというリングネームでデビューしたことから始まります。その後、2011年にメキシコのメジャー団体AAAに加入し、フェニックスとして本格的な飛躍を遂げました。AAAでは初代AAAフュージョン王座を獲得するなど、若くして実績を積み重ねています。



WWEへの道のり:AEWから新たな挑戦へ
フェニックスは近年、アメリカのAEW(オール・エリート・レスリング)で活躍し、ルチャ・ブラザーズとしてタッグ王座を獲得するなど、ファンから絶大な支持を得ていました。しかし、2025年、彼と兄ペンタはAEWを離れ、WWEへの移籍を決断。ペンタが先にRAWブランドでデビューを果たし、続いてフェニックスがSMACK DOWNに登場することとなりました。
この移籍は、ルチャリブレのエッセンスをWWEのグローバルな舞台に持ち込む大きなチャンスです。AEW時代に培った経験と、彼独特のハイフライングスタイルが、WWEのファンにどう受け入れられるのか注目が集まっています。



レイ・フェニックスの必殺技とファイトスタイル
フェニックスの魅力は、何と言ってもその空中戦にあります。代表的な必殺技「フェニックス・スプラッシュ」は、コーナートップからコークスクリュー(螺旋回転)を加えたムーンサルトで、観客を魅了する美しさと破壊力を兼ね備えています。また、ロープワークを活かした「スパニッシュ・フライ」や、素早い動きから繰り出される「スーパーキック」も彼のトレードマークです。
彼のファイトスタイルは、ルチャリブレの伝統であるスピードとアクロバットを基調としつつ、現代的なプロレスの要素を取り入れたもの。軽量級ながら、パワー系のレスラーとも互角に渡り合えるタフさも持ち合わせており、WWEの多様なロースターの中でも存在感を発揮できるでしょう。
来歴(記事元:WIKIPEDIA)
2005年: マスカラ・オリエンタルとしてデビュー、NWAメキシコなどのインディー団体に参戦。
2011年: AAAと契約しデビュー。ラ・ミリシアと抗争しつつ、DTUなどのインディー団体にも参戦。
2012年: AAAでメインイベンターに昇格。AAA世界クルーザー級王座に挑戦。プロレスリングWAVEに初来日。
2013年: プロレスリング・ノアのGHCジュニアヘビー級タッグ王座に挑戦。Rey de Reyesで優勝し、初代AAAフュージョン王者となる。ノアで石森太二が保持するGHCジュニアヘビー級王座に挑戦。
2014年: ミステシスとロス・レイエス・デル・アイレを結成し、AAA世界タッグ王座に挑戦。
2016年: 曙太郎を中心に旗揚げされた団体王道で兄ペンタゴン・ジュニアと対戦。
2019年: 兄と共にAEWと契約。
2025年: WWEへの移籍を発表。