VIVA!! La Lucha LIbre-ルチャを楽しもう!‐

Mas Lucha Libre!

Hola Amigos!るちゃ男です。このブログは少しでも多くの方にルチャルブレを好きになってもらおうとルチャリブレの情報を浅く分かり易くお届けしています。今年も年に一度のイベントファンタスティカマニアが開催されます。大会には多くのエストレージャが来日します。この大会でルチャリブレを初めて観戦をするプロレスファンもいると思います。今回はルチャ初心者の方ルチャ初観戦の方むけに簡単にですがルチャリブレを解説しました。

なおここで紹介するスペイン語はメキシコ在住時や練習や試合の時、友人との雑談で聞いて覚えたスペイン語です。当時の僕は語学学校等でスペイン語を勉強をしていないためスペイン語学習者の方が見たら「???」のような使い方、説明もあると思いますが、広い心で温かく見ていただければと思います。宜しくお願いします。

メキシコ人に愛されるルチャリブレとは?

メキシコのプロレス、ルチャリブレは歴史が古く世界最古と言われるルチャリブレ団体CMLL(Consejo Mundial De Lucha Libre(コンセホムンディアルルチャリブレ=ルチャリブレ世界評議会)は2024年に団体設立91周年を迎えます。団体設立時は団体名をEMLL(Enpresa Mexicana de la Lucha LIbre(エンプレッサメヒカーナルチャリブレ=メキシコのルチャリブレ会社)でした。そのため今でもCMLLの事をエンプレッサと呼ぶ選手、ファンの方がいます。
もう一つのメジャー団体AAA(Asistencia Asesoria Administracion アシステンシアアセソリアアデミニストラシオン=イベントアシスタント・管理会社)は1992年に設立されました。呼び名はAAA(トリプレ・ア)と呼ばれています。このほかにもindependent(インディー団体)に属する団体が数多く存在します。そしてルチャドール(男子選手)ルチャドーラ(女子選手)と呼ばれる選手は数が多く実勢どれくらいいるのか分からないくらいです。が、ルチャリブレの試合だけで生活が出来ている選手は、アレナ・メヒコに出場する選手などのほんの一握りの選手と言われており、この事からアレナ・メヒコに出場できる選手たちはESTRELLA(エストレージャ-スター選手)と呼ばれています。

その選手達の中でもミスティコ、ボラドールJr、U・ゲレーロはエストレージャのさらに上のSUPERESTRELLA(スーペル・エストレージャ‐スーパースター)と呼ばれています。
試合会場には大人も子供も沢山の人たちが訪れルチャリブレはメキシコの人たちにとっては生活の一部と言っても良いくらい愛されています。

インディー団体‐IWRG

インディー団体‐BIG LUCHA

ルチャリブレ会場

日本でプロレスが行われる会場は後楽園ホール、東京ドーム、横浜アリーナ、大阪城ホールなど色々な呼び名の会場が存在します。メキシコにも数多くの試合会場がありますがそのほとんどはARENA○○とARENA(アレナ)が付く会場が多いです。アレナとは競技場という意味がありますが、砂という意味もあります。ルチャリブレ会場は昔(今もそうですが)立派な建物が無い時代は外にあった競技場(砂地(ARENA)、空き地や駐車場などにリングを設置して行われていました。地方行くと試合会場が闘牛場の時もあります。

町中に貼られる大会ポスター、試合プログラム

ルチャリブレの試合が行われる日が近くなると町の会場専用の掲示板や壁には週末行われる大会の試合プログラムが張り出されます。

張り出されるポスターは選手の写真を使たものやイラスト風なものがあります。ポスターが写真付きなのは人々が見てすぐにルチャリブレとすぐ分かるようにとあまりスペイン語が得意ではない人達がみてもその日に出場をする選手が分るためと言われています。
ポスターはこんな感じ!

ポスターの一番上にはEVENTO GRABADO PARA TELEVISION(イベント グラバード パラ テレビシオン)と書かれています。Eventoはイベントです。GrabadoはGrabar‐記録なのでこの日の試合は録画しますよ!という事です。では、何のために?で後ろのPARA(~のために) TELEVISION(テレビ)と続きます。ので、この日のイベントはテレビ中継のために録画しますよ!(テレビ向けの試合)という事でこの日の試合は特別な試合だという事が分かります。この日のメインはミニ選手による金網戦のカベジェラorマスカラ戦です。
次に曜日が書かれています。この試合はDomingo(ドミンゴ)-日曜日に行われます。スペイン語で曜日は、月曜日‐Lunes(ルネス) 火曜日‐Martes(マルテス) 水曜日‐Miércoles(ミエルコレス) 木曜日‐Jueves(フエベス) 金曜日‐Viernes(ビエルネス) 土曜日‐Sábado(サバド) 日曜日‐Domingoとなります。すべてローマ字読みで大丈夫です。

次に日付は2日。そして開催月はJUNIO(フニオ)‐6月 13は2013年の略です。この大会は2013年6月2日にアレナ・メヒコで行われた大会プログラムになります。
月の名前はスペイン語で Enero(エネロ‐1月) Febrero(フェブレロ‐2月) Marzo(マルソ‐3月) Abril(アブリル‐4月) Mayo(マヨ‐5月) Junio(フニオ‐6月) Julio(フリオ‐7月) Agosto(アゴスト‐8月) Septiembre(セプティエンブレ‐9月) Octubre(オクテュブレ‐10月) Noviembre(ノビエンブレー11月) Diciembre(ディシエンブレ‐12月) となります。
次にこれ等の大会プログラムを見て何年?何月?何日?に行われた(行われる大会)大会かわかりますか?

ルチャリブレの基本はテクニコ vs ルード

ルチャルブレの試合の基本はTecnico(テクニコ) vs Rudo(ルード)です。最近ではテクニコvsテクニコ、ルードvsルードの試合も行われますが基本はTecnico vs Rudo。一部ではTecnico(テクニシャン)の事をlimpio(limpiar(リンピアル)-綺麗にする)と呼んでいたみたいですが、今はテクニコが一般的です。ちなみにRudo=悪、悪人ではなく、RUDOはガサツな、粗野な、乱暴なと言う意味を持ちます。ので、Rudo選手は荒々しい選手という事になります。

Tecnico(テクニコ‐テクニック)は飛んだり跳ねたりと観客を魅了する技やスープレックスなどを使い試合を行います。対するRudoは殴る、蹴るのように荒々しい技を使い試合を行います。最近ではRUDO選手も場外へのトぺやトップロープからの飛び技を見せるようになってきました。詳しくは以下の記事で解説をしています。

スペイン語で選手を応援してみよう‼

ルチャリブレを観戦するのならスペイン語で応援したいですよね。ここでは現地の会場でよく耳にするスペイン語をご紹介します。ぜひスペイン語で選手を応援してみましょう‼

  • TECNICO-テクニコ これを連呼するだけで応援になります。テクニコ-テクニコ-テクニコ-テクニコ!と連呼するのと同時に手拍子をすると良いでしょう。
  • RUDO‐ルード これもテクニコの時と同じような応援で大丈夫です。ルードルードルード!のように3回連続で連呼する応援もあります。
  • OTRA‐オートラ Otra vez‐もう一度、もう一回の意味があります。選手が相手選手にチョップ攻撃、または打撃攻撃を行ったときに、オートラ!オートラ!オートラ!と声援を送りましょう!中にはチョップ攻撃の後に選手が「SI(シー)?」と観客席に聞く時があるのでその時はシィィィィ!(ok!)と声援を送り、オートラ!オートラ!オートラ!と応援しましょう!
  • Duro-デュロ 激しく、強くと言う意味です。これも打撃攻撃を行っている選手に対する応援です。デュロ!デュロ!デュロ!-もっと激しく、強く攻めろ!という声援になります。
  • Echale-エチャレ それ行け! 頑張れ!と言う意味があります。エチャレの後ろに選手の名前を付けましょう。エチャレ!ミスティコ!‐行け!ミスティコ! エチャレ!ボラ・ドール!がんばれ!ボラドール!となります。
  • Eso-エソ それだ!その通りだ!という意味になります。選手が何か技を決めた時にこの声援を送りましょう!その技完璧!のような意味になります。
  • Viva Mexico-ビバ!メヒコ! メキシコ万歳!の意味です。テクニコ選手がVIVA Mexico!と言えば声援を送りましょう。ルード選手の場合はブーイングをするのもアリだと思います。また逆にルード選手に対してVIVA Japon-ビバ!ハポン!日本万歳!と返しても良いと思います。会場を盛り上げてください。
  • Arriva Mexico-アリバ・メヒコ! これもビバ・メヒコ同様にテクニコ選手が言えば声援を送り、ルード選手が言えばブーイングを送れば会場は盛り上がるでしょう。アリバ・メヒコはメキシコの方が(日本より)上だ!という意味になります。アリバ!ルードー!と言うときもあります。
  • Bravo-ブラボー! よくやった!良かったよ!と言う意味です。試合終了後の選手達に送ってください。ブラボー!と言いながら親指を高く上げれば選手たちは答えてくれると思います。

最後に・・

最後にスペイン語初心者の方にとっておきのスペイン語をお教えします。ぜひ会場で使って選手とコミュニケーションを取ってください。

写真を撮っても良いですか?

会場に設置された売店や会場の後ろの方で試合を観戦している選手を見つけたら写真を撮りたいですよね?そんな時は、スマホを指さしてOK?と聞けば通じます。通じない場合はFoto(フォト‐写真)OK?と言いましょう。選手と一緒に撮りたい場合は、conti go(コンティゴ-君と一緒に)por Favor !(お願いします)とお願いしてみましょう。コンティゴはすこしフレンドリーな感じです。敬語にしたい場合はcon usted(コン ウステ-あなたと一緒に)と単語を変えてください。

あなたのサインをください!

選手にサインをお願いするときは Su Firma Aqui Por Favor(ス フィルマ アキ ポルファボール)とサインをしてもらいたい場所を指さしながら言ってみましょう。Aqui(ここに)が最初でも大丈夫です。
写真を撮ってもらったり、サインを書いてもらえたら必ずGRACIAS(グラシアス‐有難う)とお礼の言葉を言いましょう。さらに感激を伝えたい場合はMuchas Gracias(ムチャス・グラシアス)どうも有難うございます。と伝えれば選手も喜んでくれることでしょう。